絶滅品種となっていた酒米「渡船」を現代に甦らせた蔵元が、自ら杜氏となって仕込む酒、渡舟。
独自の酒米で個性ある酒造りを志す蔵元の熱い思いが詰まっています。米、水、人の全てが茨城の豊かな大地に育まれ、その恵みを受けて生まれる酒はまさに地酒と呼ぶにふさわしいものです。

酒米の持つ個性を余すことなく引き出した府中誉の「渡舟」シリーズ。みずみずしい香味が最も引き立つのがこの純米吟醸ふなしぼりです。
幻の酒米・渡船を50％まで磨き上げ、低温で丁寧に発酵させたもろみを酒袋に入れ、昔ながらの酒槽で丁寧に搾りました。
この酒米が持つ爽やかで力強い旨味が丁寧な搾りの工程により見事に表現され、フルーティーで豊かな味わいの純米吟醸に仕上がりました。渡舟の中でも特に人気の高いお酒です。

＊2017年にロンドンで開催されたインターナショナル・ワイン・チャレンジ2017という日本酒の国際的な品評会で、見事ゴールドメダルを獲得しました！